水不足のことを書いた先日の記事の元ネタは、BSドキュメンタリーで二つの番組。
一つは「アマゾンの空飛ぶ川」
もう一つは「デイゼロ」。
タイトルだけでは、どういう意味か分からなかったが、録画してあったので、見てみたらびっくりだった。
熱帯雨林は、地中から、空中とくに、上空に水を吸い上げる重要な役割があり、これは、熱帯雨林を切り開いて、どんどん破壊しているが、植林などでは回復できるものではなく、すでにかなり失われているため、有名なイグアスの滝の水量が5分の1になっているというもの。。
ラニャーニャのため、今年は熱いという話で、異常気象で、穀物不足といわれているが、単に地球温暖化ということだと考えていると、間違えてしまう。
「デイゼロ」は、水がなくなる日という副題がついていた。
水不足の原因は、地球温暖化だけではなく、地球全体の水循環のバランスを破壊してしまう結果だ。
水不足など日本では関係ないと思うかもしれないが、世界中では、大変な問題だ。
何しろ、中国の田舎で、苦い水しか出ない家と、おいしい水の出る家があって、そのため、貧富の差が生じているという話を昔見た。
また、もちろん、中東や、アフガニスタンでは水が生命線であり、わざわざ命がけで、アフガニスタンに水を引いた日本の医師は、本当に素晴らしい仕事をした。
しかし、それだけではなく、地球全体の水循環について、考える人がいなければ、いずれ、毎年穀物不足になり、食料不足になるだろう。
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