中国ドラマ「如イ伝」を15話くらいまで見た。
皇太后が、主人公の青桜のおばである皇后に毒薬を飲むように命じるというシーンはショッキングだ。
一族の期待が、青桜にかかっているので、青桜を生かすためには、皇后である自分が毒薬を飲むようにと、皇后は命じらた。
エホナラ氏の一族の命運は、青桜にかかっていると言い残して、青桜の目の前で、皇后は死んでいった。
皇后は、自分の生んだ皇太子のために、陰謀をめぐらしたと、雍正帝に責められて、幽閉されていたのだ。
その皇后が、雍正帝の死後に、本当ならば、皇太后の地位につけるはずなのに、毒薬を与えられて、死ななければならなかった。
その後、青桜や、側室、生まれる予定の皇子、皇女も、次々に殺されてしまう。
すごい。
大奥の女たち、もすごかったらしいけれども、中国ドラマの皇太后はすごい。
西大后の残忍さは、いろいろな逸話が残っているが、浅田次郎は西大后を評価しているけれども。
権力の権化として、これほどの悪辣さを必要とするのだろうかと思うけれども、その陰謀の構図は現在も生きているのかもしれない。
すごい陰謀の世界だ。
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