最近統一教会の話が、テレビをにぎわせている。

あの山上容疑者も本当に悲惨な目にあって、恨んでもしょうがないと思うほど。

また、ほかの二世信者の話もかわいそうな話ばかりだ。

実は、私も、統一教会に勧誘されたことがある。

先祖の除籍謄本を取り寄せたり、ビデオを見たり、3か月くらい通っていた。

そのころ、実家の両親が家を売って、有料老人ホームに入ってしまったため、話し相手の母を失っていたので、話し相手が欲しかったというのもある。

楽しく話を聞いてもらったりした。

というのは、夫の酒乱に悩んでいたからである。

夫は、高校生から大学院まで、奨学金をもらっていた。

大学に残って10年くらい教職についていたので、返済を免除された。

除籍謄本によってわかったのは、夫の曽祖父の代まで大金持ちで、夫の祖父は、早死にしたらしい。

その後、夫の父は、大正生まれだが、中学に行かず、丁稚奉公をすることになったらしい。

つまり、破産して、貧乏になり、夫の祖父は自殺したのかもしれない。

私の方は、そんな貧困な暮らしは経験していなかったし、祖母が枕元に保管していた現金で、母が家を建てたため、そこそこの暮らしをしていた。

そのようなわけで、統一教会の教義を一時信じてしまっていた。

夫は、フランス留学というと怒るのだが、フランス滞在の際にたまったお金で、マンションを購入していた。

そのマンションをバブル時に高値で売って、大金を持っていた。しかし、その大金も、人が変わったように使いまくり、新居購入などで、節約しなければいけない時期に、節約せず、サラ金などに枠を作っておくといいながら、あっという間に借金を作りまくり、挙句の果てには、自宅に業者を呼んで、私を連帯保証人にして、借金をするということを、言い始めた。

そのとき、統一教会に、夫の言うことを聞かなければいけない、といわれ、また夫が包丁を振り回し、みんな殺して、自殺するとまで言ったため、私は連帯保証人になり、公正証書まで作って、500万円借金した。

その前年に、夫は意識障害になったことがあり、病院で無症状の脳梗塞があるといわれたことから、半分病人だと思っていた。

酒を飲み歩いて、電車を乗り過ごすことも多かった。

嵐のような毎日だった。

そのようなとき、統一教会で、先祖が金持ちばかりなので、金の因縁がある、1000万円でも足りないが、持っている金を全部出せと言われた。

直前に、持っている財産を全部書き出すように言われて、書いてあったが、焼くといっていたので、まさか読むとは思わなかったが、今回のテレビの解説によると、それは財産調査だったのだろう。

手元に、数字の合計が33になる千円札を集めるとお金がたまるといわれていたので、その分などで10万円ほどあったと思う。あと保険証書は度を預けて、旅行に行く予定だった。

その際、パソコンで、調べて、統一教会の手口だとわかったため、返すように連絡し、保険会社にも解約しないように連絡して、旅行に行った。

借金返済に苦労していた夫に、クレジットカードで新幹線チケットを買って、現金化してくるように言われた。一回やって、現金を夫に渡した。

というのは、不動産購入に際し、すべて私が連帯保証人になっていたため、夫が破綻すれば、私も巻き添えになるから。

そういう状況だった。

そのとき、わずかに持っていた現金を統一教会に渡したら、なけなしのお金で苦労している夫がかわいそうだとも思った。

それで、統一教会に渡せば、すべてうまくいくという話を信じることはできなかった。

結局、3か月で縁を切ったため、ビデオ代2万か、3万だけの損害で済んだ。

今回、テレビの解説をみて、なるほどと思った。

親切に、話し相手になってくれる人と、突然脅しまくる人と、いるわけで、脅しまくる人は、ぎょっとするほど恐ろしかった。

教義をビデオを見て学習して、ふーんと思っていたけれども。

ま、これを信じて、ずっと突き進む人もいるらしい。

その後、もう一つ家庭内の悩み、子供の問題が始まって、私は、以前本を読んで知っていた別の宗教に、自ら進んで入った。

結婚する前、母に勧められて、創価学会に入ったことがある。

そこで、平和の集いという会合に誘われて、参加した時、池田大作万歳、とか、池田大作えらいという話ばかりで、私は、池田大作が大嫌いなので、恐ろしくなり、調べたところ、いろいろな本が出ていた。その中で、浅井先生がかいた「創価学会員はなぜ功徳を失ったか」という本を読み、こっちが正しいと思っていた。

その本を読んで、10年くらいたっていた。

それで、私は、罰だと思い、自宅近くにできていた、富士大石寺顕正会の事務所に行き、顕正会に入会した。

そして、現在、すべての困難を克服した。

借金返済も、弁護士さんが和解手続きを進めてくれた。弁護士さんは、夫の友達だったので、弁護士費用がほとんどゼロになるように、私がお金の管理をして、毎月返済するようにと、弁護士さんが言ったため、夫の分は10年返済、私の分は5年返済で、返済した。公正証書を作って借金した業者は、なんと給料を差し押さえしてきた。職場でそんな目にあって、恥ずかしかったけれども、弁護士さんが裁判でかなりの金額を取り返してくれた。その中から、確か、半額だったと思うが、弁護士費用を支払った。

夫は、脳梗塞で半身まひを起こして、病院に入院した後は、しばらくお酒をやめていたが、ほとぼりが冷めると、飲みたがり、病院で、お酒を辞めなければ、命の保証をしないといわれたのに、死んでもいいから酒が飲みたいと、いうほどだった。アルコール依存症の家族の会を奨められ、久里浜病院に入院するようアドバイスされたが、夫が嫌がったため、入院することはなかった。

夫の病気は、それ以外にも、痛風とかもあり、いろいろ大変だった。

結局、すべての問題は、解決して、現在に至っている。

余計なことまで書いてしまったけれども、統一教会の仕組みが、今回よくわかったし、最高55億円をみついだ人もいると聞いて、本当にびっくりしている。

韓国に送金されていて、また、合同結婚式でも韓国人と結婚させられたりしていると聞いては、唖然とするばかりだ。

以前、ワシントンタイムズが、統一教会によって買収されたため、みんな辞職したというニュースを聞いたことがあるが、現在の統一教会グループに入っていると、テレビで言っていた。本当に買収していたのだ。

よくもそんな金があったものだと思う。日本ばかりが、そうやって献金させられているらしい。

日本の貧困というか、給料が上がらない、そういう実態は、パチンコに吸い取られて、北朝鮮に送金されているのも含めて、朝鮮半島に吸い取られているのだろうか。

 

 

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