カテゴリー: 中国ドラマ「鬼谷子」

  • 「鬼谷子」と「趙氏孤児」

    「鬼谷子」は、途中から中国共産党の宣伝ドラマのような、ストーリーで面白くなかった。

    結局、奴隷解放に戦った王禅が活躍する。

    王や貴族は残忍で、卑劣。

    王禅に協力した韓の公主は、身も心も捧げて挙句、捨てられて、火あぶりになって処刑される。

     

    それに比べて、「趙氏孤児」は、めちゃくちゃ面白い。

    主人公は程嬰かな?

    自分の息子を趙武の身代わりにして、殺してしまう。

    趙武を19年間守り育てていく。

    そして、いよいよ趙武が自分の出自を知ることになる。

    見逃さないように、頑張ろう。。。

  • 「鬼谷子」のネタバレ

    「鬼谷子」最後まで見た。

    見なかった人は、どういう話か気になるだろう。

    見ていない人がどのくらいいるのかわからないが。

    ストーリーがサイトで公表されているが、あらすじだけで何もわからないかもしれないけれども。

    王禅は、父が殺されて、皆殺しにされそうになりながら、侍女に連れられて逃げた。

    そこに、王禅の父、王錯の友人・史太皓(し・たいこう)が現れる。

    そして、王禅の命と、孫子の兵法を求めて、姫呈(き・てい)率いる刈首営が迫るが、史太皓に連れられて、魏の地に逃げて、史太皓の娘と一緒に育つ。相思相愛の二人だが。。。

    一緒に学ぶ仲間に、建干(ケンウ)がいるが、こいつが、実は、悪の手先だった。。姫元伯が本名で、周王の息子。

    しかし、その母は、元奴隷であるが、周王に愛されていた。しかし、前魏王が連れ去った。その母を殺し、皮を使って祭り用の太鼓を作り、送り返した。

    姫元伯は、侍女に連れられて逃げたが、飢餓をしのぐため、侍女が自分の肉を切って、食べさせてくれたことを知っていた。最後侍女は死んでしまったが、その死体を食べて生き延びた。

    魏王も、人質にされて韓にいたときに、空腹に耐えていた。

    守衛が、魏王の食事を勝しゅう手に食べて、吐き出した。その吐き出したものを拾って食べて生き延びた。

    その人質時代に、韓の公主・今淑も、魏王の前にいたが、魏王は人質のため、みじめな姿をさらしていた。

    という背景がある。

    姫元伯に追い詰められて、王禅や、史太皓は、囚われてしまう。史太皓は、裏切り者を演じ、残りの孫子の兵法を探す。それは、周王の宮殿に隠されていた。

    周王は、魏王に復讐したい。魏王の姉が、周王の正妻。

    しかし、愛されていない。

    そして、奴隷解放を目指して、王禅は魏王を助けて戦うが、魏王は権力を手にすると、人間が変わってしまう。

    欲にまみれた醜いありさまをさらし、王禅を殺せと命じる。

    というのが、前半のストーリーだけれどもね。

    ここまでは恐ろしかったけれども。

    奴隷解放というのが、紀元前の時代にどれほどの意味があるのか。

    ストーリー的には、現代的な内容だよねってかんじ。